レーシックを受けることの出来ない目の状況ブログ:2021/5/01
おいらの父親は絵に描いたような昔気質の薩摩隼人で
良い意味でも悪い意味でも男尊女卑…
親は子どもに対して絶対的な存在で、
手をつないでくれるくらいのことはあっても、
親と子どもでべたべた甘えたり
甘やかしたりといったことは皆無だった。
いつもどこかに、
親と子どもの「線引き」のような感覚があって、
子どもの頃はそれがたまらなく寂しいときがあった。
おいらが幼いころ、近所に女の子が越してきた。
歳が同じだったため、すぐに仲間になったのだが、
なんとその子は親のことを
「パパ、ママ」と呼んでいたのだ。
そんな呼び方は
お人形遊びの時くらいしか知らなかったおいらは、
本当に驚いた。
と同時に、
そう呼んでいるその子と
親がとても仲よさそうに見えたのだった。
その19時おいらは、
帰宅した父親に勇気を振り絞って
「お帰りなさい…パパ!」と言ってみた。
するととたんに父親の顔が険しくなり、
耳がじんじんするほどの大声で怒鳴られた
「日本の子どもがパパなんて呼ぶな!うちではそんな呼び方は許さん!」
今になって思うと、
子どもに向かってそこまでむきになって怒らなくても…
と苦笑してしまうのだが、
幼かったおいらには、トラウマになるほど怖い思い出である。
あの日から30年ほど経ち、
おいらにも娘がうまれた。
折々の休みに娘を実家に連れて帰るたびに、
面食らうことがある。
なんとあの鬼のように怖かった父親が、
孫娘にはメロメロなのだ。
「お喉渇いたら、ママにジュースもらいなさいねー」
なんて娘に話しかけている。
思わず
「日本の子どもがママなんて呼ぶな!じゃなかったの?」
と突っ込みを入れたくなるほど。
おいらの甘えたかった気持ち、
父親の甘やかしたかった気持ちが、
孫娘を通してひとつにつながったように思える今日この頃…
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